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4.1【完結】

第5章 3.31 〜手紙〜


「太一…。」
あれから数日。
私は太一の最後のてがみを読み返しては、毎日泣いている。
会社にも行けていない。

お守りみたいな。って言われても、こんな大きなお守り…。お守りじゃないよ。

太一…。会いたい。私、自殺しようかと考えた。
でも、太一に申し訳なくて出来ない。
わがままいっていたのはこっちの方だよ。

本当にごめんね。
何十年かしたら、会いに行くよ。
今はこの真実を、真っ白な真実をこのてがみと共にゆっくり理解するね。

今までありがとう。太一。




太一。


愛してる
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