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占い師の憂鬱【デュラララ‼︎】

第1章 慇懃無礼


チャットルーム

ー甘楽さんが入室されましたー

≪こんばんわー!皆の甘楽ちゃんです☆≫
【こんばんは、甘楽さん】
[こんばんは]
【何かあったんですか?甘楽さん、今日はいつもにも増して元気ですね】
《あれぇ、気がついちゃいました?えへへー、実はですねとっっっても面白い噂話を聞いちゃったんですよぅ》
[それって、もしかして当たり過ぎるくらいに当たるって最近巷で噂の幻の占い屋の事ですか?]
《あー、それ私が先に言おうと思っていたのに!もう、ぷんぷんですよぉ》
【それにしてもセットンさんよく知っていますね。女の方はそういう占い系が好きだとは聞いたことがありますが、本当だったんですか】
《スルー!?甘楽さん怒っちゃいますよぅ》
[黙ってください甘楽さん。いえ、私は別にそういうのに興味はないのですが余りにも耳にする話題だったので]
《私は興味津々なんですからね!何でも、その人に言われたことは本当に全てが本当になるみたいで、店には長蛇の列ができるらしいんですよぉ。不定期に開かれるお店なのに何十メートルも伸びている人の列は一種の社会現象ですよねぇ》
【へぇ、そんなことがあるんですか。機会があったら是非立ち寄りたいですね】
《でも、何でもその占い屋はとあるヤクザ者や極道者と通じているっていう噂もありますし余り首を突っ込むのはお勧めしませんよ》
【怖いですね】
[でも、朝の占いって大体当たらないしたまにはそういったものを覗きに行きたくもなりますよ]
《おや、セットンさん興味ないと言いながらも占い見てるんじゃないですかぁ。もう、むっつりさんめ☆》
[……]
【無言に殺意を感じる…】
[では、不快を感じたのでそろそろ落ちさせていただきますね]
《え、ちょっと冗談ですって。可愛いくて女の子らしい趣味じゃないですかぁ》

ーセットンさんが退出されましたー

【あ、本当に退出した】
《まったくもう、みんなして甘楽ちゃんをいじめちゃって!》
【あ、そろそろ僕も落ちますね。おやすみなさい】
《太郎さん!?》

ー太郎さんが退出されましたー

《もう、甘楽ちゃんも出てってやるんだから!後で後悔してもおそいんだからね!ぷんぷん》

ー甘楽さんが退出されましたー

ー現在チャットルームには誰もいませんー
ー現在チャットルームには誰もいませんー
ー現在チャットルームには誰もいませんー
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