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夢幻回廊【裏夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニス】

第9章 解けない魔法(東堂尽八)完結


東堂side

姫凪と真波??
そんな取り合わせ予想外だ
手の早い荒北ならわかりたくないが
まだ分かる

それなのに真波だと!?
こんなの予想できるわけが
ないではないか!

ファン達の話では昨日二人で学校を出て
姫凪の家に帰ったと言う
そう言えば姫凪が帰った直後から
真波はしばらく居なかった
真波に問いただすつもりが

先に会ったのは姫凪だった
真波を探している時ファン達が
体育倉庫の裏から出てきてるのを
見かけて何でか気になった
胸騒ぎがして覗いてみると
姫凪が泣いていた

「姫凪!!」

駆け寄り手を取る

『あ!東堂様!?ダメ…汚れますよ!』

姫凪が手をひく

「オマエ!血!?何をされた!!」 

姫凪はオレの声に驚いて顔を上げる

『あ…コレは何でも…』

「…オレのファンにされたんだろ?」

『……いや…本当に転んだんです…
それに…私も東堂様のファンだし(笑)」

姫凪が笑うが
無理して笑ってるのがあからさまに
わかって胸が痛んだ

「姫凪…オレに嘘は通用せんよ
オレが直接あの子達に…」

『あ!ダメです!あの…そんな事したら…』

「余計イジメられるのか??
そんな事オレが許すと思うか?」

『ちが…っ!あのですね…皆、東堂様が
好きなだけで…私が…話しかけられて
浮かれちゃってたから…』

姫凪が目をゴシゴシ擦って
また笑ってみせる

「…全くオマエは…オマエに非など
あるわけないじゃないか…」

オレは姫凪を抱き寄せた
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