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人間と妖怪の恋物語
第19章 守るもの
一つになる時、りんは涙を流した。
殺生丸はりんの涙をそっと拭った。
「もう、りんは大丈夫。大丈夫だよ。」
「ああ。」
殺生丸さまにはいっぱいいっぱい心配かけた。
でももう、大丈夫。
すやすやと自分の腕の中で眠る愛おしい存在。
守っていく。
父上…
《お前に守るものはあるか…!》
自分の命より、大切なものが出来た。
おわり
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