第18章 昔の恋人?
「かごめ様ー!!」
阿吽に乗るりんが、殺生丸と共に久しぶりに里に降りてきた。
「…りんちゃん!」
かごめも、りんに大きく手を振った。
殺生丸は少し離れた所から、久しぶりに再開した二人を眺めた。
「よかった!りんちゃんの具合が良くなって。」
「心配かけてすみません。」
ここへ来るのはとても久しぶりだった。
やっと元気になって里に来らるようになったのだ。りんはとても嬉しそうだった。
「あの、楓様は?」
キョロキョロと見渡しても楓の姿はない。
「今ね、ちょっと来客が来てるのよ。」