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人間と妖怪の恋物語

第16章 冬の月



りんはゆっくりと手を伸ばした。


「……」


殺生丸の白い腕にそっと触れる。



「…月明かりで、殺生丸さまが良く見える。。恥ずかしいけど、殺生丸さまにはたくさんりんのこと見て欲しい……」


「りん……」


そんな事を口にするりんを、殺生丸はとても愛おしく、そして大事に自分の中へと収めた。





冬の月が、二人を照らした。


おわり
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