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人間と妖怪の恋物語

第16章 冬の月



「りん様、殺生丸様が戻られました。」


夜、部屋で過ごしていると家来が殺生丸の帰りを告げに来た。


「分かったわ!」

家来の言葉にりんはぱぁっと笑顔で答える。

旅に出ていた殺生丸が帰って来たのだ。

今回は一ヶ月の間、屋敷を空けていた。

りんはすぐに湯浴みをして、身体や腰まで伸びた長い髪を丁寧に洗った。

夜着に着替えて準備が整うと、殺生丸の部屋へと向かった。

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