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人間と妖怪の恋物語
第15章 罪を犯す女
「邪見さま~邪見さま~どうして緑なの~♪」
「おーいりん。まだか~?」
「もーすこし!」
りんは久しぶりに殺生丸と邪見と共に屋敷の外へと出ていた。
川のほとりで魚を捕ろうとするりんと邪見を、離れたところから殺生丸は眺めた。
「・・・!」
殺生丸は近づいてくる匂いに気がついた。
「あ!」
川の上流から、人が流れてきた。
「邪見さま!!人が!!」
りんは助けようと川に入った。
「おい!待てりん!」
邪見も慌てて後を追って川に入って行った。
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