• テキストサイズ

人間と妖怪の恋物語

第12章 教えて?



熱い精液がりんの中を駆け巡った。


「はぁっはぁっはぁっ…」


まただ…。

りんの言葉には、いつも自分を抑えられなくなる。

殺生丸は、そんな自分に心底呆れた。

驚かせてしまっただろうか。

りんを見ると、優しく微笑んでいた。


「うれしい…やっと、殺生丸さまと一つになれた…」

そんな事を言うりんに、殺生丸はまた衝動を抑えきれなくなりそうになった。


ぎゅっ…

りんを自分の中に閉じ込めた。



暫くそのままでいると、りんの寝息が聞こえてきた。


疲れたのだろう。


りんの安心し切った寝顔をそっと撫でた。


殺生丸は、これからもっとりんに翻弄されてしまいそうだった。


甘い、二人の夜が更けて行く。


おわり





/ 281ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp