第12章 教えて？

「りんに何を渡したんだ？」

りんを見送り、犬夜叉がかごめに聞いた。


「大人への一歩に、役立つものよ！」


「あー？なんだそりゃ？？」



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「…殺生丸さま、迎えに来てくれてありがとう。」

殺生丸は何も反応しなかった。


りんは、そんな殺生丸でも嬉しくてぎゅっと抱きついた。



「お帰りなさいませ。殺生丸さま、りんさま。」

葉月や他の家来に迎えられて、屋敷へ入った。