第18章 終焉の時
隠し部屋
ラ「ひとつだけ明らかな真実を教えて上げるよ…僕たちはもう二度とあの人や叔父上に振り回されない」
リ「我々には、抗えない運命がある…それを知らないと言うのは…うっ…哀れだ…」
ラ「ここまでだね?叔父上」
フ『楽しい時間はまだ続いてる〜?』
ラ「叔母上…!!どうして?」
私は、ライトに近づきユイが助かるかもしれないことを耳打ちで伝えた…
フ『はぁ…兄上?いつからそんな風になってしまったの?本当に救いようのない馬鹿ね…!!』
私は、兄上に近づき流血したのを手につけて、舐めてみた
フ『ペロッ。まっず…ありえないんだけど。別に比べてる訳じゃないのよ?ライトくんに付け足して言ってあげる…お前のような下等動物にカールハインツの座が取れるわけないでしょ?身の程を知るがいいわ…!!』
そう言い放つとフローラからレイに戻り回し蹴りを決め、またフローラに戻った
ラ「お別れはもういいかな〜?」
フ『さっさと殺っちゃって…さよなら兄上!!』
ライトは、ランタンを落とし隠し部屋を炎の海にした
リ「フッ…」
ラ「フッ…さようなら。せいぜい地獄を楽しんで…」
そう言い残すと隠し部屋を後にした