第2章 学校 『行きたくない』
屋敷内の自室
私は、机に向かって本を読んでいた。その時…
ラ「んふっ♡リボンちゃーん。吸血してもいい?」耳もと
貴『今日、言ったはずだよね?嫌だって』
ラ「僕が音楽室の事を知ってたら〜?シュウとの事を知ってたら〜?」
貴(見てたのか…)
私は、ボウシを警戒した。
ラ「そんな、身構えないでよ〜秘密をばらされたくなかったら僕の条件を聞いてよ〜」
貴『条件をのんでもいづれお前ら兄弟に、バレる』
ラ「でも〜、時間稼ぎにはなるよね?」
貴『いいよ。条件を聞こう』
ラ「1日1回は僕に血を吸われて?簡単でしょ?」
貴『1回位ならいいよ』
(あんま、際どい条件じゃなくて良かった…)
ラ「じゃあ〜早速いいよね?」
ボウシは私の事をお姫様抱っこしてベットまで運んだ
貴『吸うなら早くしろよっ!!』
ラ「んふっ♡ちょっと待ってね〜」
リボンに手をかけて髪が解けた。そのリボンを手首に結んできた
貴『なっ…何で。拘束されなきゃいけないんですかぁ〜』
ラ「その顔、すごいそそられる♡急かさなくてもちゃんと吸ってあげる♡」チュゥッ
貴『んっ…』
ラ「はぁっ、すごっくリボンちゃんの血あま〜い♡眼帯取っていい〜?」
眼帯に手をかけた
貴『お願いしますっ。眼帯だけは絶対に取らないでっ!!』
私は、両手眼帯不自由ながらも抵抗した。
ラ「しょうがないな〜。その代わりもっと吸わせてね」カプッ
貴『もう…いいでしょっ…ライトくんっ…』
ラ「そうだね〜お休み。リボンちゃん♪」
貴『…』
(イヤホンとボウシじゃこんなに違う…)
そんなことを思いながらボウシを思いっきり睨みつけた