第2章 学校 『行きたくない』
リムジン内
私は、本を読んでいた。と言っても前は、200ページだったので
210ページに挑戦している。姉さんは、考え事しているようだ。
どうせ、なんで兄弟なのに会話が無いのかとかそんなこと考えてるのだろう。
ア「おい、チチナシ!!何考えてるんだよ吸わせろ」
貴『うるさい…黙ってろ』
レ「そういう事は、自分の部屋でしなさい。貴女方もそれを飲みなさい100%クランベリージュースです」
貴(クランベリーは貧血にいいって聞いたから大方私たちのエサであることを自覚しろとか言うんだろーな)
レ「私たちのえさであることを自覚しなさい」
貴(はい。ビンゴー)
学校
レ「ユイさんは、アヤトとカナトと同じクラスです。レイさんは、ライトと同じクラスです。」
ユ&貴「『はい…/…』」
ラ「んふっ♡リボンちゃ〜ん、よろしくね〜」
貴『よろしく…』
その後、聞いたけど姉さんは授業をサボったらしい。とうとうあの俺様野郎に血を吸われたらしい
ラ「リボンちゃ〜ん、す、わ、せ、て」
貴『あんた、しつこい…嫌だ!!』
気分が悪い!!音楽室か美術室に行くか…
音楽室
貴(何、弾こうかな…)
〜♪〜♪〜♪
エリー〇のために を弾いた
?「んんっふはぁー、誰だ?なんだあんたか」
貴(イヤホン!!いたのか)
シュ「へぇ。あんたが弾いてたのか…」
貴『だ…だったら?』
シュ「別に…明日も来いよ?音楽室」
貴『気が向いたら』
シュ「そのまま、返すと思うか?あんたいい髪してるな…』
私の髪に触れ、イヤホンが頭のリボンに触れようとする
貴『やっ…やめろっ!!それに触んなっ!!』
髪が下ろされた…
シュ「今日は昨日みたいに抵抗しないんだな」
貴『やっ…吸わないでください〜シュウさん…手握ってくれますか?』
シュ「なんで?」
貴『眼帯してて、半分見えないから怖いんです…』
シュウさんは手を握ってくれた
貴『今の秘密絶対ほかのヤツに言うなよっっっっ!!』
私の首筋には紅いバラの様な後がついた。今思えばなんて、恥ずかしい事を口走ったのだろう…
シュ「アイツ、リボン取るとあんなのに何のか…面白いな」
(あいつのうなじに十字の烙印があったな…)
私は、気づかなかった…あの人に見られてたなんて…