• テキストサイズ

二重人格少女【ディアボリックラヴァーズ】

第8章 番外編 いつか奪う シュウ


私は、湖に来ていてボートに乗って月を見て、帰ろうとしたら
もう1隻のボートにシュウさんが寝ていた。

貴(この人どこでも寝てるけど風邪ひかないのか?)
とか疑問に思い、自分の血の匂いで起こせば迷惑だと思い、シュウさんを置いていこうとしたら…

シュ「ふーん。アンタ俺が寝てても起こしてくれないのか…意外に薄情なやつなんだな」

貴『違うっての!!私の血で起きるより今のままだがいいと思ったの!!』
(起きてたのかよ…今の狸寝入りかっ?)

シュ「へぇー。そこまで考えられるようになったのか…」

貴『私もそこまでバカじゃないんでね』

シュ「起きたから、いいよな?」
そう言いながら、くさの上に私を寝かせる当然、床ドンの体制だ

貴『顔近いっ!!』

シュ「彼氏なんだからこれくらい当たり前だろ?素直なお前が見たいな…」シュル
リボンを手に取り、外していく
「くくっ…アンタ顔真っ赤たぞ…」

貴『やだ…名前で読んで…じゃなきゃ吸わせない…』

シュ「レイ…」
低い声で耳もとで呼ばれて私は、安心した。

貴『次、ギュッてして…?』

シュ「ん…」ギュッ
シュウさんのちょっと低い体温が私の火照った体にちょうどいい体温だった

「もう、吸っていい?」

貴『やだ…まだこのまんまがいい…落ち着くから…』

シュ「いいよって言いたいけど我慢出来ないから抱きながら吸う」
カプッ

貴『んっ…大好き』

シュ「そんなこと言ったら俺が止まらなくなるの知ってて言ってるだろ?」

貴『ホントのこと言っただけ…』

シュ「レイの血甘くて濃厚だ…」

貴『シュウは…?私のこと好き…?』
わかってる。一番やっちゃいけないことだって。でも、不安なんだもん…

シュ「レイのこと好きじゃない…」

貴『そっか…』

シュ「愛してる」

貴『ずるい…それ、反則…』

シュ「やっぱり、レイがかわいい…」
シュウは、私のこと誘ってんのか?って聞いてくるけど、私から見ればシュウの方がずるいと思う…だって、いつも寝てるから無防備なんだもん…だから、心配になる

/ 128ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp