第1章 出会い 『めんどくさ』
貴『妹の小森レイ…』
ア「なぁ、コイツら花嫁候補って事でいいんだよな?」
ユ&貴(!?!?)
ラ「まぁ、花嫁って言っても生贄だけどね〜」
ユ「やっぱり逃げよう?」
レ「逃げるならどうぞ。この家から出られません」
貴『逃げるなら独りで逃げて…』
ユ「大切なレイを置いていけない!!」
ユイが私の手を引いて走り出した。でも、やっぱり逃げられる事も出来なくて、ある部屋についた。
ユ(うっ…し…心臓がいたいっ)
貴(左眼がいたいっ…でも、逃げるなら最後まで…)
レ「やれやれ…こんな所にいましたか。この部屋には鍵を掛けていたはずなのに」
ア「さぁ、俺にその血よこせ」
パリンッッッ!!
シュ「あぁ…悪い…」
ラ「リボンちゃ〜ん」
噛み付いてくる口を私は手で塞いだ
貴『私は、血を簡単にあげませんよ…?』黒笑
レ&シュ(なんだ…この魔力)
ユ「レイっ!!あまり使い過ぎてはダメ!!」
バタンッ!!
私はその後の記憶がない…
ユ「ごめんなさい…私の血をあげますから部屋に案内してください…」