第6章 番外編 ここで吸うか!?ライト
お風呂場
レイside
大好きなお風呂の時間だけど、私の気持ちはずっと重苦しいままだ。理由は、ライト君とケンカしてしまったから…原因は、私だと頭では、分かっている。だって…しょうがないじゃん!!
遡ること30分前
私とライト君が付き合っていることを、知らない兄弟達は私の血を求めてくる。特にアヤトさんとカナトさんだ。
学校でアヤトさんに吸血されるのをライト君に見られてしまった…
学校
ア「おいっ!!眼帯吸わせろ!!」
貴『うるさいッ!!嫌だッ!!しつこいッ!!消えてッ!!』
ア「あぁ?その減らず口、今すぐ静かにしてやる!!」
貴(ヤバイ…絶対リボン取られる…)
オレ様の前から走って逃げた…でも、逃げきれるわけも無く…
ア「オレ様から逃げようなんて、100年早いんだよ」ダンっ
貴『痛っ!吸血する前からこんな手荒い真似すんなッ!!』
なぜ痛いかというと、壁に押されたから。いわゆる、壁ドンだ
ア「そんなに早く吸われたいのか?まぁいい。お前のリボン取ればカンケー無いしな!!」シュル カプッ
貴『痛っ!』
(ライト君以外に吸われないって約束したばっかりだったのに…)
そう思った私は、思わず泣いてしまった…
ア「泣いてんのか?余計にそそるな」
ラ「なーにやってんのかな?ア、ヤ、ト、く、ん?」
ア『なんだよ…ライトか…邪魔すんな!!』
ラ「ダメだよ〜レイは僕のだから、返して」黒笑
私の腕を引っ張った
ラ「ついでにリボンも返して貰うよ〜さぁ、行こうかレイ?」
貴『あ…う、うん』
歩きながらライトが喋ってきた
ラ「何でアヤト君に吸血されてたのかな?僕のだから誰にも吸われないって約束したよね?」
貴『私だってライト君以外に吸われたくありませんっ!!向こうが強引に…』
ラ「そんなの…逃げればいいことでしょ?しかも、僕に見せたことない顔したでしょ?」
貴『逃げましたッ!!でも、逃げきれなかったんです!何で分かってくれないんですかッ!!もう、ライト君なんて嫌いですッ!!』
ライトside
だって〜ムカつくじゃん僕以外に吸血されるなんて…後で、体に教えこまないとね…んふっ♡
お風呂場
貴『絶対、謝らないもん…別に心配して欲しいとか思ってないし…』
後ろに違和感を感じた
ラ「悪いのはレイでしょ〜」
貴『なっ…なんで後ろにいるの!?』
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