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二重人格少女【ディアボリックラヴァーズ】

第5章 番外編 次男と図書館で…


放課後

レイside
別に授業聞いてなくても、それなりに分かるし、いい点取れるし
つまんない…図書館でなんか見ていくか…

レイジside
この薬の調合の仕方の本は、図書館にありましたね…借りてから
帰るとしましょう

レ「おや?奇遇ですね。貴方も図書館にいるとは意外です」

貴『何それ?褒めてんの?けなしてんの?何で、図書館に?メガネ本ならいっぱい持ってんじゃん』

レ「薬を作ろうと思ったら、本が無かったんです。貴方は?」

貴『私?私は、授業つまんないから、面白い本あるかな?って思って…ちなみにサボってはないよ〜』

レ「面白い本、見つかりましたか?」

貴『広すぎてさー…なんかオススメの本ある?』

レ「私のですか…アインシュタインの相対性理論なんか面白かったですね…」

貴『やっぱ、メガネが選ぶ本は堅っくるしいな!!』

レ「勉強はいいのですか?あまり調子に乗ると痛い目見ますよ…あの穀潰しのように」

貴『多分大丈夫!!3年の基本的な内容までやったから』

レ「そうですか。ならいいです…」

貴『創世記って意外に面白いですよね…人間の内面が書かれて面白いっていうか…』

レ「そうですね…私は、もっと面白いことしたいです」
そういった私は、持っていた本を床に落とし、レイさんをテーブルに押し倒した

貴(あ〜、油断した〜)
赤い眼と白い牙が近づいてくる…

レ「随分大人しいですね?」

貴『反抗した方がいいですか?』

レ「いいえ、逆に助かります。どこにしましょうか…」
そう言いながら、人差し指を首や手首などに沿って動かしてみた

貴『//////』
(恥ずかしい…)

レ「なぜ、そんな顔が赤いんですか?」

貴『この体制が恥ずかしい…』
(しかも、図書館だから大きな声出せないし…けど、周りに人いないし…)

レ「思っていることは、言わないと体に毒ですよ?」
リボンを取る

貴『リボン返してください…』

レ「せめて、私に血を吸われてからですね…」カプッ

貴(て…手首ですか〜?)

レ「ふふっ…手首は色々な血管が集まって最高なんです」

貴『痛っ!何したんですか?』

レ「手首は、私のものだという象徴です」

貴『(クスクス)レイジさんってばそんな狭い範囲でいいんですか?』

レ「それは、誘いの言葉ですか?」

貴『えっ!!どうなんでしょう…?』

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