第23章 無神と私の記憶
別室
ユ「あの…話って…?」
コ「あのさ〜話し合わせてくんないと困るんだよね〜」
今までのコウ君とは、違う表情が出てきた。キラキラしてたコウ君からもっと声が低くなって…怖いコウ君になっていた
ル「レイは、オレ達にとって重要になる存在だ…だが、余計な強さは今のレイにはいらない…」
ユ「どうして!?レイには自我が必要ないってことですか!?」
コ「うるさいなぁっ!!」
ユ「きゃあっ!!」
コ「話は、最後まで聞こーね?エム猫ちゃんっ♡」
コウ君が私の手首をつかむ…顔は笑ってるけど、手の力が強い…!!
ル「そういうことだ。オレ達は今、兄妹だ。オレ達もお前のような家畜と兄妹というのは随分気にくわないが…あの女を封じ込むためだ…やむを得ない…」
ユ「はい…話を合わせるようにするから、この手を離して…」