第23章 無神と私の記憶
ユー「おい、ルキ!!この女どーすんだよ?」
ル「オレがすべて考えている…」
貴『お母様…』
涙を流した。自分が彼女にとってどれほど大切なものを踏みにじったのかは、ルキもわかっていた
ユー「ルキ!!そろそろ始めねぇと」
ル「わかってる…」
ある呪文を唱えると、レイの寝言はピタリと止みきそくただしい寝息が聞こえてきた。
〜1時間後〜
貴『ん…?』
(ここどこ…?)
コ「あっ!!やっと、起きた〜!!ルキくーん、レイちゃん起きたよ〜」
ル「体調はどうだ?」
ユー「ほら、これでも食っとけ!!」
アズ「レイ…?大丈夫…?」
貴『あなた達は、誰ですか?』
ユ「レイッ!!大丈夫?」
貴「姉さま…?」
ル「レイ…オレ達は兄妹だ!!」
貴『きょう…だい?』
コ「そっ!!兄妹!!」
ユー「まっ、なんか言えよ。困ったことあったら」
アズ「ユーマ…優しい…」
ユー「バッ!!ちげーよ!!」
ル「明日から、また、学校に行ってもらうぞ」
貴『わかった!!ありがとう、お兄ちゃん!!』
ユ「!?!?どういうことですか!?何を言ってるんですか!?」
貴『姉さま?』
ユー「ちっ!!邪魔なこと言いやがって!!」
ル「レイ…コイツと話してくる。お前は、また寝てろ…アズサ、ユーマ、レイの傍にいてやってくれ」
コ「ユイは、オレ達と一緒にこっちに来てね!!」
ユ「あ…うん」