第22章 新たなる始まり
イヤホンが私を助けてくれた。
六兄弟と私達姉妹は、車が燃えているのをただ見ていた
ア「なんだよ…これ」
ユ「はっ…わぁっ」
ア「つーか、重いんだよ…お前」
ユ「助けてくれてありがとう…アヤト君」
ア「別にお前の血が吸えなくなると、困るからな」
ユ「一体何が起きたの?事故?」
貴『あの…もう、下ろしてくれていいから、ありがと』
シ「あんた、オレが助けなかったらどうするつもりだった」
貴『え…?わかんない』
シ「あそ」
レ「馬鹿なことを言わないでください。使い魔が運転する車ですよ」
シ「偶然って訳でもなさそうだな…」
カ「じゃあ、なんだっていうんですか」
貴「見てわかんないわけ?」
ラ&貴「『あいつらの仕業じゃない?/に決まってんじゃん』」