第12章 桟橋で 船で マリーナで
A「ホーム感あるよね 何かね すごくね」
相葉もにこにこ笑いながら言う。
記者「少しは街も見てみたんですか?」
松本に向いていたマイクが一気に相葉に向く。
A「車で ですけどね 車の中から!」
急に注目されて慌てる相葉。
N「それでも 分かったもんね」
すかさずフォローを入れる二宮。
O「空港とか、道の旗とか…」
んーっと顎を上げ思い出す大野。
S「嵐フラッグのことですね」
大野の補足をする櫻井。
A「本当にすごいですね。ハワイ全体が歓迎みたいな感じで…」
にこにこ話す相葉。
M「15年たってハワイの州の方に呼んでいただいて、
コンサートが出来るというのは、すごく幸せだなと思っています」
N「15年たってようやくここに来て
コンサートをする興行をおこすということが、
こんなにすごいことだというのを、改めて知りました」
記者「今回のコンサートのコンセプトは?」
M「そうですね。
我々の歩んできた15年をギュッと詰め込んだ内容です
ハワイでしかできない演出もあるので、
非常に豪華な伝説的なライブになると思います」
ドヤ顔で言い切る松本
N「それはほかの人にゆってもらうヤツ!」
軽くツッコム二宮。
S「自分史ね!我々の中でのこと!」
櫻井が松本をフォローする。
M「まだやってないですけど…」
二宮の指摘と櫻井のフォローで言葉がトーンダウンする松本。
N「ゆってもらうヤツだから」
追い被せる二宮。
M「我々の中での話です」
笑ってごまかす松本。
記者「今後の嵐はどうなっていきたい?」
A「今後はやっぱり、世界中に嵐を巻き起こしていきたいですよね!」
”来ました”な顔をする相葉。
N「やめなさいよ!」
相葉の胸を押すツッコミをする二宮。
A「15年前もいいましたけど、
やっぱり、これは変わらないですね。これからも!」
S「ぜひ、デビューの時の映像と比較してみてください。
ちょっと軽やかになってます」
櫻井がされげなく過去映像を引っ張るフリをいう。
大野は思い出して笑う。
N「自然に言えるようになってますから!」