一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第50章 年下男子はお嫌いデスカ?(二口堅治)完結
惚気話を笑って聞く事も
"おめでとう"なんて
爽やかに手を叩く事も
出来ないんだ。
可能性ぶっ潰すされて
"諦めた"って悪ぶっても
本当は…まだ…。
「おい、二口」
「買い物、良いんスか?
夜まで保たないでしょコレじゃ。
行ってくるんで」
「…あぁ、すまん。
リスト出すから待っててくれ」
姫凪を見てるだけで良かった
欲張らなきゃ
まだ今日もあの日のまま
ここから窓際のあの席を
見ていられたのにな
姫凪が本もコーヒーも
置いたまま
窓の外を眺めてる
振り向かない小さな背中から
ユックリ目を逸し
裏口からソッと店を出た
近くの店での買い物は
予定通りスグおわってしまう
店にお客さんは少なかったし
ユックリ帰ろうか
いつもとは別の少し遠回りの
道を選らんで
ダラダラ歩いてる俺の頭に
フワリと浮かぶ姫凪の顔
今ダッシュで帰れば
まだ居るだろうけど…って
店長も居るし
また抉られるだけだ
すれ違うくらいが丁度いい
自分に言い聞かせて
重い足をユックリ進める