一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
『全然早くナイ
急いでるから』
動揺する脳みそに必死に鞭打って
素っ気なく応えて歩を早める
「へぇ、遅いって分かってんだ。
こんな時間まで何してるわけ?」
ちょっと!シツコイ!
『関係ナイ
急いでるから!』
焦る脳内は伝達不良で
振り切る事にしか神経を通してくれなくて
「俺が関係ないなら
他の誰が関係あんだよ、姫凪」
聞き慣れてたはずの声に
今更気付く始末。
『白布さん!?なんで?!』
電車ズラして乗ったのに
駅からだって反対方向なのに。
『なんで…居るの?』
逢えて嬉しいはずなのに
なんで…
「俺のセリフ。
なにしてんの?そんな格好で
こんな所で」
あんなに逢いたかった白布さんの
目が真っ直ぐ見れないの?
「聞いてんのかよ?
応えろ、姫凪」