一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
駅から一人の帰り道
いつもは白布さんが送ってくれるから
忘れてたけど
時間が遅いから
人通りも少ないし
薄暗くて少し怖い
早く帰らなきゃ。
お説教を覚悟しつつも
きっと烈火の如く怒ってる
母親ともしかしたら
また来てるかも知れない
兄ちゃんの姿が浮かんで
ため息が溢れる
帰らなきゃ駄目だけど
『帰りたくないな…』
チラリと目をやるコンビニの明かり
特に欲しい物もないのに
入ってスイーツの棚を眺めては
またため息を吐く
[何時だと思ってるの?
早く帰りなさい]
震えた携帯には
ため息を深くする文字
仕方ない、帰ろう。
結局何も買わず
レジ前を通り外に出て
気持ち早足で歩いてると
「…早い帰りだな」
後ろから男の人の声
ま、まさかナンパ!?
こんな暗い所で声かけて来るなんて
絶対変な奴だよ!
怖いっ!さっさと帰らなきゃ!