一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
なんて
『…うん』
〈…じゃあな
サッサと寝ろよ〉
『はーい…』
機械越しに言いたくないよ…バーカ。
結局なんにも言えずに電話は切れて
「姫凪?大丈夫か?
顔色悪くね?中入れよパスタ来てんぞ?」
追いかけて来たアキラに
腕を引かれて
抜け出そうとしてた輪の中に
戻される
「姫凪、帰るとか言わないよね?ね!
可愛い子連れて行くって
言っちゃったんだからぁあ!」
帰…ったって
何にもない…じゃん。
『帰らない。
イケメン見に行く!
パスタも食べるっ!』
ヤケになって答えて
少し冷めたパスタを
ドンドン口に運ぶ
大好きなはずなのに
ちっとも美味しくないよ
ねぇ?逢いたいのは私だけ?
寂しいのは私だけなの??
やけに塩っぱい味を
冷めたせいにして
無理やりお腹に詰め込んだ