一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
なんなら今からでも
サクッと挨拶して
そのまま連れ去りたい
「なぁ、後どんくらい居れンの?」
『…さっきお母さんから
LINE来て…
早く帰りなさいって念押しされたから
これ食べたら…行かないと』
キッチンから肩を落として
戻ってくる小さい身体を抱き寄せて
「分かった、送る…」
寂しさに耐えられる様にと
香りを移す
ユックリ減っていくスイーツ
やたら早く進む時計の針
何度か鳴る通知音に
急かされ
あっという間の逢瀬は
終わりへのスピードを早めてしまう
挨拶の日取りを決めたら
すぐ連絡するって
何度も言って
姫凪は家に入って行った