第2章 Frohe Weihnachten
「「「「ジャンケンポンッ!」」」」」
リーダー→パー
翔ちゃん→パー
俺→パー
ニノ→チョキ
松潤→チョキ
「よしっ!」
「よかったー…。」
安心したような顔の
嵐の末っ子お2人。
2人仲良くトナカイを
選んでましたとさ。
さ、安心してはいられない。
なんとかして、あの
鬼畜翔ちゃんから
ミニスカサンタだけは
逃れなければっ!
「「「ジャンケンポンッ!」」」
リーダー→グー
翔ちゃん→パー
俺→グー
で、その翔ちゃんは
サンタクロースをゲット、と。
神様、仏様、大野様。
どうかミニスカサンタは
やめてください…!
「「ジャンケンポンッ!!」」
リーダー→パー
俺→チョキ
「やったー!!」
俺は嬉々として
クリスマスツリーを取りに行く。
が。
「俺、相葉さんの
ミニスカサンタ見たい。」
と、ニノ。
「やっぱりミニスカサンタは
相葉さんじゃなきゃ。」
と、松潤。
「雅紀がミニスカサンタだったら…。」
と、ひとりでニヤニヤしてる
翔ちゃん。
あ、あなたはどうせ
ミニスカサンタとヤりたいだけでしょ?
「相葉ちゃんのミニスカサンタ、
俺も見てみたい。」
と、リーダー。
あなたはただ単に
ミニスカサンタ着たくないだけでしょ?
周りを無視して
クリスマスツリーを取ろうとしたら…。
痛い視線が突き刺さった。