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ルフィとの恋

第4章 〜一味との時間 2日目〜


ル「ん?」


ルフィはさっきまで楽しそうにしていたエミリが急に静かになったことに気がついた。

隣のエミリの様子を見ると、さっきまで紅く染まっていた頬が今度はみるみる青くなっていく。


すると、ルフィが覗き込んでいることに気がついたエミリが小さく口をパクパクさせる。



エ「ルフィさ、ん私ちょっと…気持ち、悪くて……」


まずい、このままじゃ確実にゲロってしまう。

ルフィはそう直感したが、こういう時どうしてやるのが一番良いのかがわからない。


第一、気分が悪く今にも吐きそうな人を動かしてもいいのだろうか?

できればナミが気づいて対処してくれるのが一番いいのだが、ナミは気づくどころかむしろ酒を勧めてくる始末である。



エ「ルフィさん、私、どうしたら……」


エミリが肩に寄りかかってくる。

そろそろ限界なのだろうか……?


















まずい、、、。


どうやらさっきの寒気は私の中の危険信号だったようだ。

エミリはまだ未成年、海賊でないエミリは普通なら酒を飲むことなんてなかっただろう。


しかしどうだろうか。

紅かった頬は真っ白になり、すごく気持ち良かった気分は今や吐き気と頭痛。

おまけに頭はフラフラと揺れ視界はぐるんぐるん、隣のルフィに体を預ける始末だ。




エ(あーもぅ、最悪……)



調子に乗って酒なんか飲むんじゃなかった……。
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