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ルフィとの恋

第2章  〜出会い〜


サ「エミリちゅわ〜ん、ンナミすわ〜ん、ロビンちゅわ〜ん、デザートが出来たよ〜ん!!」

ナ「あら、ありがとサンジくん」

ロ「フフッ、ありがとう」

エ「あ、ありがとうございま…」

サ「ノンノン、エミリちゃん。敬語なんか使わないでくれよ」

ナ「そうよ、私たち仲間なんだし!!」

ロ「気にすることないわ」

エ「そんな、目上の人なのに…」

ナ「まぁ、無理もないわよね。仲間になってまだ2日だもの」

サ「俺たちは別に気にしてないからね」

ロ「そのうち慣れるわ」

エ「ありがとう」



ここはグランドラインのとある海域。天気は快晴、視界は良好、海も穏やかである。

私は今、その海のど真ん中に浮かぶライオンをモチーフにした船に乗っている。

私は先日、この船の一員になったばかりである。

その理由は2日前に起こった事件がきっかけである。






私はその日、偶々行き着いたとある港町で買い物をしていた。

その町は基本、海賊船も海軍の軍艦も停泊することがない穏やかな町だと言う。

けど、その日は例外だった。

エ「!!」

目の前の軍艦から何人も海兵が降りてくる。

エ「まずいな〜…」

私は建物の陰に隠れながらその様子を伺っていた。

彼らの話し声に慎重に耳を傾ける。


兵1「気を付けろよ、相手は億越えの賞金首だ」

兵2「まさかこんな港町に麦わらの一味がいるとは…」

エ「!!?」

兵3「探せ!!」



エ(麦わらの……ルフィがここに……)



海兵たちがバラバラに散る。

どうやら私の存在は海軍にバレてはいないようだ。

深呼吸をして私も麦わらの一味を探す為に町の中心地に足を進めた。
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