第2章 〜出会い〜
えぇっ!?とみんながザワつき始める。
チ「そ、そういえば俺が喋っても驚かなかったぞ…!!」
エ「わたあめ大好き、トニートニー・チョッパー。懸賞金50ベリー。生まれはドラム王国、麦わらの一味の船医。外科よりも内科専門」
ブ「ヨホホホホ、すごいですねぇ。ちなみに私は?」
エ「鼻唄のブルック、またの名をソウルキング。元ルンバー海賊団副船長で多彩な楽器を演奏できる。懸賞金3300万ベリー、紅茶好き、こんなところでしょうか」
おぉー、とみんなが感心したように声をあげる。
ブ「お見事ですねぇー。では私からも一つお伺いしてもよろしいでしょうか?」
エ「はい、私に答えられるものでしたら」
ブ「パンツ、見せてもらえませんか?」
エ「っ!!?ぱ、パンツですか!!?////」
サ「テメェ出会い頭になんちゅう質問しとんじゃ!!」
ナ「何てこと聞いてんのよ!!」
ブ「ナミさん、サンジさん、手厳しぃ〜」
ものすごい剣幕で二人からつっこまれ、おまけにナミさんに引っ張たかれていた。
エ「えっと、この場合私見せた方がいーんでしょうか…?////」
おずおずとワンピースの端をつまみながら恥ずかしそうに聞いてくる。
サンジは自分の頭が沸騰するような錯覚を覚えた。
サ「あ、いーんだよエミリちゃん。気にしないでくれ、いつものことだ」
エ「いつも…なんですか?」
ナ「えぇ、可愛い女の子には必ず聞くの。だから見せなくていーわよ。じゃないと調子乗るから」
エ「そうなんですか……」
なんだか自分のイメージしていたソウルキングと違ったが、気にしないことにした。
エ「えっと、いきなりですみませんが、一晩お世話になります」
ペコリとみんなに向かってお辞儀をする。
ロ「別にそんなかしこまらなくてもいいわ」
チ「よろしくな!!」
サ「じゃあそろそろメシにすっか。エミリちゃんの分もすぐ作るから、座って待っててくれ」