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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第10章 Super Fresh!


櫻井side


部屋の明かりを落とし、
ベッドサイドに明かりを点す。

隣に座る潤の頬に手をかけ、
俺の方を向かす。

そのまま無言でくちづける。

軽いキスから徐々に深くなる。
どちらからともなく絡まる舌。
水音が部屋に充満する。

潤が苦しそうな素振りをして唇を離す。

頭に手を回し強引にくちづける。

潤の息が上がる。
上がる息に比例するように増す色気。

ゾクゾクする。
普段と違い、縋るような目をする潤に
俺の中の嗜虐心が刺激される。


「服、脱げよ」


俺の一言で躊躇いながらも
シャツのボタンに手をかける潤。

見られるのが恥ずかしいのか背中を向ける。

その様子を黙って見ている。

覚悟を決めるように一つ一つ外していく。

何度肌を重ねても…
この恥じらう様子は変わらない。

智くんに見せる姿とは違うんだろうなぁ
と思うと余計に可愛く見える。

ボタンが外され露になる肢体。
無駄のない鍛えられた躰。

ようやくこっちをみる潤の胸の飾りに
手を伸ばそうとする。


M:「翔くんは?翔くんは脱がないの?」


「脱がしたいの?ならお前が脱がせば?」


その声に操られる様に手を伸ばす潤。
俺のシャツのボタンを外す。
緊張してるのか指が震えてた。



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