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【おそ松さん】本気の恋と、6つ子と、私。

第25章 幸せに咲く花【トド松END】





【絵菜side】



彼の言葉を、今でも時折思い出す。


『…君はもう一度、恋をしてみたいと思う?』


私は、答えられなかった。


でもそれは、答えがなかったからじゃない。


心に決めていた答えがあったからこそ、伝えることができなかったんだ。


恋に臆病になっていた私には、この問題はあまりに深刻で、


それでも諦めきれずに、いつかは伝えることができたらと、そう願い続けて…


はや、1ヶ月が過ぎようとしていた。


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