• テキストサイズ

【おそ松さん】松野✕松野〜おそ松〜

第18章 松野たちのテスト計画


(あれ……らしくない……)

 私の予想では、

『えー、やだよ』

と言ってからチョロ松くんが説得するようなイメージがあったからだ。というより、

(おそ松くんと一緒に勉強……)

 そちらの方へも気がいっていた。

「あれ、おそ松兄さんらしくないんだけど。だって普通なら嫌がるだろ。中学でもそうだったし。でさ、僕が母さんに頼んで強制的にやらせるという……まあ別にいいけど」

 チョロ松くんも私と同意見だったようだ。そして、

「じゃあ早速……明日の放課後、図書室でいいかな?」

とチョロ松くんは聞いてくる。

「うん」

 私はうなずいた。そして私はおそ松くんの方を見たが、

(寝てる……)

 またすやすやと寝ている姿が見えた。

「あー、また寝ちゃった? まあ兄さんは僕がなんとか言っとくから。それじゃ、またね」

とチョロ松くんがフォローしてくれた。

「うん、じゃあまた」

と私は言うと教室から出ていった。
/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp