• テキストサイズ

【おそ松さん】松野✕松野〜おそ松〜

第12章 松野班の校外研修


 おそ松くんは急に声を上げる。もちろん周りは驚いた。

「確かペンギンもショーってあったよね? なんだー、先に言ってよー!」

 そう言うとおそ松くんは鞄に閉まってあった校外研修のしおりを取り出し、パラパラとめくる。私たちが(作業を途中でほったらかして)作ったしおりには、先ほど見ていたイルカショーの時間はもちろん、確かペンギンショーの時間までもが記載されている。おそ松くんはそのページを見つけると、

「ほらやっぱりー! で次に一番早いのは……1時か」

 現在の時刻は12時半過ぎ。このままでは次の公演に間に合わないと思ったのか、おそ松くんは突然お弁当箱などをしまいだす。

「ほら、こんなん食べてる場合じゃないって!」

 私はその行動と言葉に動揺した。

「松野ちゃんたち、何してんの!? ペンギンショー見に行くよ!」
/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp