• テキストサイズ

【おそ松さん】松野✕松野〜おそ松〜

第11章 おそ松くんと5人の松野くん


 その後、

「なんだ、今の声は! 松野かっ!?」

と怒るように廊下から、職員室から大声を聞きつけたのか先生たちの声が聞こえる。おそ松くんはまだ廊下近くの教室内にいて、中断していた作業の方を見ていた。そして口を開き、

「うわー……どうしよ、でもまあいっか。わりぃ十四松。さてと、松野ちゃん準備して。帰るよ!」

 私はおそ松くんの言葉に驚いた。しかし考えてみるとおそ松くんが言いそうなことだったので、

「うん……分かった」

 きっと、おそ松くんに似たのかもしれない。私も共犯者になってみようと思ったのだ。
/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp