• テキストサイズ

【おそ松さん】松野✕松野〜おそ松〜

第56章 おそ松くんからの告白


 その後、おそ松くんはまた私を抱きしめ、

「あー! すっげー緊張したー!!!」

と大声を出して言う。私は夢か現実か分からない気持ちでいっぱいだった。

(私……今おそ松くんの彼女なの……?)

 するとおそ松くんから、

「俺さー……全然ダメな彼氏かもしんねーけど、松野ちゃんに対しての気持ちはすっげー強いから。どんなことあっても一緒にいれる自信はあるから。だから……よろしくお願いします」

 改まって言われる言葉。確かにおそ松くんは出しゃばりの性格、成績は毎度赤点。自分大好きで鈍感。けれど、優しい、人の気持ちと正面で向き合える、そして、私を大切にしてくれるであろう。沢山の想いが募った。私は、

「こちらこそ……よろしくお願いします……」

と言ってから抱きしめ返した。

〜10月編終了〜
next.クリスマス
/ 175ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp