• テキストサイズ

【おそ松さん】先生と松野くん

第3章 コーヒー



鞄を持たせろと最初のうちはうるさかったけれど、
私も意地になって鞄だけは自分で持つと言い張り続けて
最近は自分で持たせてくれるようになった。


この関係を初めてもう2週間。
お互いこの生活に大分慣れてきていた。



「ねえー、俺お腹すいてもう死にそー…」


「遅くまで待たせちゃってごめんね…?」


「そうじゃなくてさー…」


「?」


「せんせーん家で食べてっちゃだめ?」


「先生が一人の生徒に特別なことするのは…」


「俺先生のこと待っててこんなにお腹減ってるのに?」



だから私は帰ってもいいって言ったってば…。
内心そう思っていてもどうせこの流れは
松野くんに言いくるめられて松野くんの思い通りになるのがいつもの落ちだ。



「はぁー…。何食べたい?」


「オムライス!!」



松野くんを家に結局入れることになった。
/ 29ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp