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【ハイキュー】俺と君たちの関係【男主】

第5章 伝える


山口side

俺が「好き」って言ったら、ツッキーは悲しむかな?
ツッキーが悲しむのは見たくない、けど自分の気持ち伝えないままツッキーと日向が付き合うのは嫌なんだ。
ごめんツッキー。今だけは、俺の自己満足に付き合って。


部活終わりの帰り道、いつもの曲がり角で、ツッキーを呼び止めた。

「ツッキー!ちょっとだけいい?」

「何?」

「あのねツッキー。俺、ツッキーのこと好き、なんだ」

「!!……ごめん」


やっぱり、悲しい顔、辛い顔、させちゃった。
ごめん、ツッキー。でももう大丈夫!俺は精一杯ツッキーを応援するから!


「ごめん、山口。僕は……」

「日向が好き、なんだよね?」

「っ!知って、たの?」

「そりゃツッキーの事大好きだからね!」

「大好きって…」

「本当だよ!ツッキーのことなら何時間でも語れるよ!」

「恥ずかしい奴…。ねえ、山口は諦めていいの?」

「え、俺諦めたつもりないけど…とりあえず俺は、ツッキーが幸せならそれで良いよ!」

「ほんとお前は変わんないね」

「えぇ?!変わったよ!」

「どうだか。……山口」

「ん?どうしたのツッキー」

「絶対幸せになるから。…じゃあね!」

「!!じゃあね!ツッキー!!また明日!」


やっぱり、ツッキーはカッコイイ!
でも、最後照れてさっさと帰っちゃったのは可愛かったなぁ。
俺、やっぱツッキーの幸せが一番だよ!それが俺だった良かったけど。多分、それを好きだと思ったのかも。



ツッキー!!どうかお幸せに!
日向!!ツッキーを幸せにしてよ!
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