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俺に優しくない世界【おそ松さん】

第1章 優しくしないで



兄さんの隣を歩きたい手を繋ぎたいキスしたいセックスだって…兄さん、カラ松兄さん、ごめんなさい俺が兄さんを好きになんてなったりしたからまた僕は兄さんを傷付けて笑う
最低だ、素直に甘えられたらとか思うよ?でも無理なんだよね、甘えるってなんだよどうやればいいんだよ
トド松みたいになりたい、それか猫、かわいいよね猫って喋らなくていいし楽そう

ああああ、兄さんに触りたい冷たくされるとすぐ涙目になるとかかわいすぎか、撫でたくなるからやめろよ辛い
兄さん兄さん、愛してるよ兄さん他のやつと仲良くしないで
兄さんのこと考えるたびに俺の傷が増えてくよ
知らないでしょ、俺の腕って傷だらけなんだ
俺の手は兄さんに触りたくてしょうがないんだよ、撫でまわしたい好きだよ兄さん
だから触りたくなるたびに切ってたらかなり深くて大きな傷になった、今年で何年目だろ、忘れたってか覚えてる必要もないかな



そうやってまだ塞がってない傷を切りつける、あっ、ちょっと深く切りすぎたかも…血が止まんないや、ああ痛い、でも心の方が痛い痛くて死んじゃう誰か助けて
一回切るだけじゃ全然足りなくて涙が出るとまれとまれとまれとまれとまれ!
でもさ、僕が死んだらカラ松兄さんどうするかな
泣いてくれる?
抱きしめてくれる?
それともゴミを見るような目で見るかな?
汚いもんね、僕って

場所がなくなってきたまた明日にしよう
薬もなくなってきたな、包帯も買わないとね、こんな腕見られたくないからさぁ




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