第3章 俺の可愛い弟
一松は俺の事が好きだ
それを知ってて俺は一松をかまいまくる。性格悪いって?知ってるさ、自分が一番わかってる
もっと俺を好きになればいい、お前は俺だけのもの
他のやつとなんか仲良くするな
…ああ、俺は狂ってる。本当の俺を知ったらお前はどんな顔をするだろうか?きっと怯えて泣いてしまう、お前は殺したいくらいお前が好きだ、食べてしまいたいと何度思ったことか
一松が自分を傷付けてるのは知ってる
その血を俺が飲み干してやりたいきっと凄く甘いだろうな、でもお前を傷付けていいのは俺だけだ、俺だけ
なのに
どうしてお前は
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