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愛されたかった、愛してくれますか?
第2章 しょうがないから教えてやるよ
[side リリア]
先生、何考えているの?
なにもしない方が、いいよね。
先生が話しかけるのを待っていなくちゃ。
『今日、その辺の宿とったから。
・・・なぁリリア、荷物大丈夫か?』
確かに重い。
先生が心配してるけど、先生の荷物は
それ以上に重そうだから、言えない。
無言で私と先生は道に沿って歩く。
『・・・着いた!リリア、ちょっと待ってろよ?』
歩くこと、10分。
小さくて綺麗な宿だった。
何を教えてくれる?
私の心は期待でいっぱいだった。
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