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【落乱】私の居場所
第2章 食満の過去
食満side
姉さん
『留三郎,そろそろ帰ろうか。』
姉さんは俺を抱き上げそう言った。
俺が首を縦に振ると,姉さんは歩き出した。
家に帰ると,いつもは母さんが笑顔で
『お帰りなさい。』と言って出迎えてくれる。
姉さん・留三郎
『ただいまー!!』
俺と姉さんがいっしょにそう言った。
だが,返事がない。
おかしい,母さんはいつもこの時間には
必ず家にいるはずなのに・・・。
???
『おお,二人とも。お帰り。』
そう言って出てきたのは・・・
-血まみれになった父さんだった
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