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本当は…【黒子のバスケ】

第3章 再会


やっと静かになったか…。

相変わらず快晴で寝るには最適だが、寝不足の青峰には少し不愉快で保健室に行くのも嫌だと屋上で昼寝していたが、やはり夢見は良くない…。
教室で寝れば教師がうるさい、ついでに桃井も。

「…ユイ」

ガチャリ

「ん?」

不意に屋上のドアが開く音がして青峰は視線だけを動かす。
一段高い所にいる為ここからは屋上に来た人物は見えない。

まさか、またさつきじゃねぇだろうな…。

屋上は昼休みには賑やかになるが他の時間はほぼ誰も来ない言わば、青峰にとっての穴場だ。
何時もならそれ程気にならないが今日は妙に気になって一段高い所から身を乗り出して、青峰は固まる。

「…!?」

白凪ユイ。青峰がずっと想っている彼女だった。『あの時』からはだいぶ成長してはいるが…。
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