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六つ子の慰め方 【私的】

第5章 十四松Ver.


「…ひっく、うぅ、ぐすん。」

「あわわわ、えーとえーと」

「…ごめ、、ん。ひっく。」

「えーとえーと、、そだ!!」

十四松くんは変顔して見せた。
面白いさすが十四松くん。

けれど私は笑うことが出来なかった。
ごめんね、今だけだから…

十四松くんは少し落ち込んでいた

「みてみて!! カエル!!」

今度はカエルのモノマネをしてみせてくれた。
顔で笑えないのがとても申しわけなく感じた。

ホントにごめんね、十四松くん。

「…ごめんね。僕に○○ちゃんの涙を止めることは出g来ないみたい、へへっ」

十四松くんの顔はとても寂しそうだった。
こんな十四松くんは初めてかもしれない…

「そんな、こと…」

「僕ね、人を笑わせるのって凄く好きなんだ~
だって笑顔ってとても綺麗だし、宝物みたいにかがやいているんだもん✨
けど、○○ちゃんが笑ってくれないってことは僕のネタが面白くないからなんだよね? ごめんね?」

「…ちが、十四松くん、は、ぐすん。」

「…? 僕がなぁに?」

「十四松くんは凄く面白い、よ!!
私のために笑わせてくれようとしてくれるし、嬉しい」

「よかった!! ○○ちゃんが嬉しいなら僕も嬉しい!!
そんできっと兄さんたちもトド松も嬉しい!!
○○ちゃんほど笑顔が似合う人はいないからね!!」

十四松くん…

「あのね、あのね!!
僕達ね、みんなね、○○ちゃんのことが好きなんだよ!!
そんな大好きな○○ちゃんの笑顔はもっと好き!!
だから、笑って、ね!? ほら、にーって!!」

「ふふ、ありがとう、十四松くん」

「(ぱぁ~)どういたしましてっ!!」

「ううううう~、じゃあ!! 兄さんたちのとこに行こう♪
みんなで遊びに行こうよ!!」

十四松くんは人を笑顔にする天才だね。
自然と笑顔になれるよ!!

ありがとう、十四松くん
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