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小狐丸と女審神者

第3章 再び誓う。


「こ、小狐丸…さん」
「ぬしさま、『さん』もいりませぬ」
「~、む、無理です!勘弁して下さい~」

審神者は降参と畳に突っ伏す。

「…、いつか、『小狐丸』とお呼び下さいね」

そんな審神者に小狐丸は嬉しそうに目を細めて、そっと審神者の髪を梳く様にして撫でる。

「ど、努力致します…あ、れ?」

審神者は、自分の髪を撫でている小狐丸の手のひらの感触にきょとんの小首を傾げる。
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