第15章 なんでこんなに汚いんだ
意外と私って器小さいのねー....。
もうちょっと心に余裕が欲しいよね。
忘れかけてたけど私、成人してる大人なんだから大人な対応しなきゃね。
こんなことでぷりぷりしてどうするのよ私!
新たに変な決意が生まれた。
やっと授業終わったぜい。
よし、体育館行くか。
先生に事情を話して体育館に急ぐ。
体育館の鍵を先生に借りて体育館を開ける。
うわー...用具倉庫ってこんな汚かったんだね....。
整理されているようでされてない。
汚くないようで汚い。
さて、この異界をどう整理しましょうか....?
まず....全部出そうか....。
中にあるものをとりあえず全部出すことにした。
中にあるもの全部ってことはあの変なマットも出さないといけないのか...。
この体は力仕事向かないと思うんだけどなぁ。
ていうかさ、女子に力仕事任せるとかどんな神経してんの?
あほなのかね?
若干キレながら中のものを全部出してほこりとかくもの巣とかを綺麗にしてついでに床を雑巾で拭いた。
外に出したものを配置とか考えながら中に戻していく。
終わったー!
これなら誰も文句言わないだろ。
なぞの達成感。