• テキストサイズ

短編2

第1章 はじめて(銀時 強引)


 でも。

 今日はもう、決心してここに居るんだから。

 銀さんと、はやく一線を超えたくて。

「これ気持ちいいんだろ?」

 銀さんが、またアソコに触れてきた。触られた感触が、他とまったく違うソコに。

「これ、何てとこか知ってる?」

 耳元で、低く囁く銀さんは、いじわるそうで、たのしそう。

「なに……?」

 わかんない。いやらしいことを教えて、反応を見てたのしんでいることしか分かんない。

 銀さんは耳元で、低く、それの名称をささやいた。

 また強引に、わたしはベッドに押し付けられた。

「今度は逃げるなよ?」
「え、え、んあっ、ちょ……はんっ」

 ぐりぐりと、ソコをこする。

「のクリトリス、めちゃくちゃにいじめてイかせてやらァ」

 うそ。どういうこと。

 やばい。気持ちいい。ソコをぐりぐりいじられているだけなのに、脳天まで、刺激が身体を支配する。

「だめっ、ねえ……!」

 身をよじって腰を引こうとしても、足をがっつり絡めて腰をおさえられていて逃げられない。

「う、はん……ホントに、だめ、これ、以上は……あんっ!」

 ビクン、ビクンと体が跳ねた。全身が硬直する。そこの刺激が、全部の感覚を支配する。

 頭がぼーっとする。

 走った後みたいに息があがっていた。

「いたた……!」

 あそこがいたい。

 ぐちゅぐちゅと音を立てて、銀さんが、中に指を入れてかき混ぜていた。

「まだ痛い?」

 入口が痛い。

 くちゃくちゃと、水音がいやらしい。

 中の感触はあまりないけれど、入れられていることとはよくわかる。痛いのと、それとは少し違う、強い感触があるところがある。

「もう入れたいんだけど……だめ?」

 だめって言ったらどうするんだろう、なんて考えながらも、「いいよ」と答えた。
/ 12ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp