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短編2

第1章 はじめて(銀時 強引)


 ふれるくらいの優しいキスを唇に落としたあと、首に、鎖骨に、胸に、「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」と音を立てて唇が触れていく。お腹を過ぎて、腰のあたりにきたときには、くすぐったくて、ビクンビクンと体が跳ねた。

「くすぐったい、それ……だめっ」

 かぶりつくように骨盤を舐めてくる、銀さん。

「ひゃんっ、や……ふん」

 くすぐったい、だめだめ、ホントにだめ……!

「そんな気持ちい?」

 イタズラっぽく銀さんが笑って言った。

「ちが……だから、くすぐったい」
「きもちーんだろ、ほら」
「ひゃあっ!!」

 また。骨盤も、おしりも、キスをされるたびに、我慢できないくらいくすぐったい。じっとしていられない。

 これって、きもちいいってことなの?

 わかんない。

 上向きに寝たわたしの膝の間にわって入り、太ももにもキスをしていく、銀さん。さっきよりも弱い刺激に一安心していたら。

「あっ、だめ! だめだめだめ!」
「だから、だめじゃねえって」

 また、銀さんが、あそこに顔を近づけていた。

「お願い見ないで、だめなの」
「なんで? すっげー良さそうじゃん。トロトロだけど」

 うえーんと、泣いてみても、もう銀さんはやめてくれなかった。

 じっくり見ながら、指でなでる。ぬるぬるのそこを。

「ぅあ、いたい!」

 思わず甲高い声をあげてしまった。いじられていたところがとっても痛かった。たぶん指を入れようとしている。

 そこをおおっているぷっくりした全体を広げる、銀さん。もうぜんぶぜんぶ見られている。あられもない恰好を。

 あなのところじゃなくて、上の方を、銀さんはねっとりと舐めた。

「んあ、なん、か……そこ」
「いいだろ、ここ」

 愉しそうに銀さんが言う。

 変な感覚。今まで感じた事のない。

 気持ちいいかと問われても、よくわかんない。

 でも、はっきりわかることがある。この感覚、もっともっと欲しい。もっともっと、強くシてほしい。

 指でぐりぐり、そこを押される。円を描くように、はやく、強く。
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