第8章 〜奇蹟〜
その予想通り、続いて来たのは白哉と更木とやちると桃、卯ノ花と狛村の面々だった。
今現世に行ってる副官達が瀞霊廷に居たら死んでたかも、なんて苦笑しながら。
ぎりぎり出来た潜在霊圧制御装置を全員に渡して。
「それ付けて、頭に浮かんだ数字を100にしてね。白哉は、今付けてる制御装置外してから。因みに、一回付けたら、100になるまで絶対外しちゃダメだよ。コツは…自分で掴んで…。私ちょっと横になるから」
「は?丸投げかよ」
文句を言う更木に眼帯外しなよ、と警告して。
恐らく一番早く制御を完了させるであろう白哉と冬獅郎に部屋の場所だけ教えて。
私はその場を後にした。