第2章 ますますくりすます R18
「っあ!イく!」
「あぁあ!んあっ!イく!」
一段と質量を増したエドワード。
ぐぐ。とイイトコロを押される感覚に、僕も一緒にイってしまった。
「ビーネ…大丈夫か?」
「エドワードこそ……。」
僕の上で脱力するエドワード。
僕とエドワードの合わさる腹では、僕の欲がヌチャヌチャと呼吸に合わせて動いている。
「あ、わりぃ!今抜く。」
エドワードが腰を動かし、ずるりと僕の中からモノを抜いた。
どろりと中から白濁があふれてくる感覚。
あぁ、さっきまで本当にエドワードと一つになっていたのか。
至福の感覚と放心でまぶたが閉じそうだ。
「ビーネ。寝るなよ。片付けねぇと。」
どうして?いいじゃないか。少し寝たい。
「誰か来ちまうかもしれないだろ!」
誰か、来る?
「は!ここ執務室!何やってんだよ!」
「お前もだよ!」
がばりと起き上がって、冷えた部屋の空気がようやく脳みそを回転させ始めた。
まずいまずいまずい!ここ、職場だぞ!
僕もエドワードも真っ裸であられもない恰好のまま、部屋を右往左往する。
「だいたいテメーがこぼさなければこんなことにはならなかった!」
「あぁん?エドワードが家を出てくる前にそれがワインだと確認しておくべきだったんだ!」
「ふつー飲むときに気がつくだろ!」
「そっくりそのままその言葉君に返すよ!」
片付けを終えた部屋で、件の事件のきっかけとなった白ワインは錬金術で蓋をされすぐさまボックスの中へ戻された。
がるるる!とエドワードとにらみ合う。
さっきはあんなにかわいい顔で僕の上に跨っていたというのに。
「ったく。次からは気をつける。」
「僕は楽しかったけどね。エドワードの可愛い顔も見れたし。」
「っ―――!っばっかやろーーーーー!」
・・・